Destiny
□プロローグ
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夏休み始まったばかりの夜、
自室で読書をしていた手塚国光の携帯がなった。
相変わらず普通のメロディだ。
「はい。手塚です。」
「俺だ!!」
電話の相手は氷帝学園の跡部景吾だ。
「跡部か。」
一瞬今流行りのオレオレ詐欺かと思ったが。
「青学の調子はどうだ?」
「あぁ、順調だ。」
「ところで手塚、青学と氷帝で合同合宿をしないか?」
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