貴女に捧げる夜
□第六章・未知の匂い
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豊かな毛がお尻の方まで薄ら生えている。
『あんまり見ないでください…
毛深いんです…』
恥ずかしそうに小声で言う彼女。
顔を近付けると、蒸れたような匂いがする。
生理の後だと言っていた時に、少し似ていると思った。
舌先を尖らせて、穴の中にねじ込むように入れると、
彼女は腰が退けているのか、更にお尻を高く上げた。
『ひぁっ…』
突然の感触に、彼女の身体が硬直する。
無意識に異物の侵入を防ごうとしているのか、
ア〓ルは僕の舌を押し出そうと締め付けてきた。
押し出されてはねじ込み、
それを繰り返す。
ヌチュッ
ブチュッ
舌が押し出されるたびに零れる唾液が花びらを伝い、
愛液と混ざって滴り落ちる。
強烈な匂いを吸い込む僕は
恍惚の表情を浮かべていたに違いない。
『そんなとこ…汚い…ですよ…』
そう言いながら
彼女の腰は舌の動きに合わせて艶めかしく動く。
初めて目の前で見たア〓ルは、細かいヒダの集まりのようで
舌を押し出したあとは、少し膨れているようにも見えた。
『松永さん…』
彼女が起き上がり、トランクスの上から僕のペ〓スを触る。
『私…もう大丈夫ですから…』
『でもゴムが…』
『大丈夫!前にホテルから持ってきたんです』
他に、使いきりの化粧水やら、アメニティグッズも持ってきたらしい。
女性はしっかり(?)してるもんだなぁ、と感心してしまう。
こうなったら…覚悟を決めるしかないようだ…
僕はトランクスを脱ぎ、ゴムをつける。
外は既に暗くなっていたため、灯りを付けていた。
初めて明るい場所で勃起したペ〓スを見た彼女は、
“これ…入るんですか…”
と、複雑な顔をした。
“やめておく?”と聞いたのだが、首を横に振り仰向けに寝そべる。
初めての日から、指一本入れただけの彼女。
もう一度指入れておこうか、とも思ったけれど、
ペ〓スが萎えてしまっては困るので、そのまま挿入することにした。