貴女に捧げる夜

□第一章・僕という人間
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自覚はないけど、僕の外見はきっとマシな方なんだろう。
高校に入って、
まだ間もないうちに



『アドレス交換しようよ』


と、何人かに声をかけられた。



あまり人付き合いが上手でない僕は、最初は気乗りしなかったものの、
徐々に、コミュニケーションの取り方にも慣れていき…



高校1年の夏。
人生で2人めの彼女が出来た。
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