書き物 1

□第一夜
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「恭哉〜起きなさ〜い」
ドアを叩く音と母の声が聞こえてきた。
しかし、僕はまだ眠くてついベッドに潜り込んだ。
「今日は終業式でしょ。遅刻するわよ」
僕は飛び起きた。
「しまった。うえ!マジ、もうこんな時間かよ。遅刻するー!」
僕は目覚まし時計を見てから、急いで準備をした。
僕は、辛い受験戦争のすえ、希望していた学校に入ることができた。
僕は無欠席無遅刻の優等生をやっているのだ。遅刻するのはまずい、信用問題だ。
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