地下書庫‐地下十階

□昏い太陽が昇った日
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やっと終わったと思って、一息ついて目を閉じた。
ローレライがなんか言っていたような気がするが、まぁシカトだシカト。
さんざん苦しませやがって。
…唯一心残りといったら、果たせなかったことか。






[昏い太陽が昇った日。]






死んだのか、と思っていた。
しかし死んだとするならば、この感覚はなんだ。
微妙に痛い。
結構無様な姿をさらしていたりするんじゃないか?コレ。

「………あれは…」

ホント恨むぜローレライ。
しかしコレはチャンスだ。
思うにここは過去の世界。何故わかるか。
眼下にちっせぇ俺がいるからだよ。
入れ替わってすぐ…だと思う。十二分、過ぎるほど甘やかされてたんだな。

「……」

良いこと思いついた。
思い立ったが吉日。
早速実行に移すとしよう。




 
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