駄文置場

□頼って?
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「どうして…どうして言ってくれなかったの?」


「別にたいしたことじゃありませんし…」


「そんな勝手なこと言わないでよ!…アレン君、やっぱり勝手だよ…」


「リナリー!?そんなつもりじゃ…」


「もういい!アレン君なんて…アレン君なんて!」



頑なにアレンの意見を聞き入れようとせず、ただ叫ぶリナリーに、アレンも少しムッときた。


ラビと神田はついていけず、話の流れに飲み込まれていた。



「そうですか、わかりました。勝手にさせてもらいます!」


「フンだ!アレン君なんて一人で怪我して、一人で悩んで、一人でご飯食べて、一人で寝て、一人でエッチすればいいのよっ!!」



後半は意味不明なことを叫びながら、リナリーは奥の車両へ走って行ってしまった。


アレンも、そんなリナリーの背中を寂しそうな眼差しで見つめていた。


ラビと神田は、相変わらず呆けていた。



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