駄文置場
□頼って?
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「いぇーい!あっがりー!」
「またアレン君の負け?」
「フン、もやしが」
「アレンってイカサマしないとほんっとついてないさね」
「次、次こそは勝って見せますよ!!」
捨て札を回収し、再びシャッフルしなおす。
と、いつもに比べ何だかぎこちない事にリナリーが気づいた。
「アレン君、腕見せて?」
「へっ!?」
「腕!怪我してるんじゃないの?」
無理やり団服の袖をまくり、アレンの左腕を見る。
怪我もあるが、それよりイノセンスの疲労のほうが大きかった。
途端に、リナリーはしゅんとなった。
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