駄文置場
□よっきゅーふまん
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「はぁ…」
ある程度の準備を済ませ、リナリーが部屋へ来るのを待っているアレン。
頭の中では先ほどからずっと抱えている悩みを解決しようと必死に考えをめぐらせていた。
その悩みとは…
ずばり、性欲だった。
セックス、それは麻薬のようなもの。
初めてリナリーと交わったあの日から、アレンは虜となってしまっていた。
そのせいで、何度も、何度もリナリーを抱いた。
「アレだけは…どうしようもないよな…」
大抵の任務は二、三日で帰ってこれる。
だが、今回のような一週間やそれ以上の期間の任務のとき、どうしても抑えられなくなる時があるのだ。
自分でやるとしても、生憎写真のような物は持ち合わせていない。
考えに耽っていると、ふと頭上を回るティムキャンピーが目に入った。
「そうだ!ティムのメモリーなら…」
早速ティムキャンピーに内容を説明する。
元々クロス元帥のゴーレムなだけあって、すぐに理解してくれたようだ。
「もうすぐリナリーが来る。頼むぞ、ティム!」
少しの罪悪感と、少しの期待感を抱きながら、アレンは愛しい彼女が来るのを心待ちにしていた。
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