駄文置場
□ドーピング
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「ほら、飲んだから早く帰って」
「ちぇっ…」
しぶしぶ帰っていく。
だが、この後どうなるかは至る所に仕掛けられた監視カメラが教えてくれる。
急いで研究室に閉じこもる。
「アレン君、本当に何とも無い?」
「たぶん…何とも」
しかし、アレンは自分の変化に薄々感づいていた。
何だかリナリーを見ていて欲情してきた。
いつもより色っぽく感じる。
「アレン君?私仕事あるから行くね?」
「あっ、はい」
仕事に向かうリナリーを抱きしめ、耳元でそっと呟く。
「後で部屋に来て下さいね?」
「うん…////」
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