駄文置場

□ドーピング
2ページ/9ページ

「リーバー君!見たまえ!これぞ我が最新作にして最大究極の作戦!!」


「仕事しないで何やってんすか、あんたは…」


はしゃぎながら戻っては来たものの、相変わらず仕事をする様子はない。

液体の入った小鬢を掲げ、得意げに説明する。


「名付けて、アレン君がそんなに軽い男だったなんて…サイテーよ!大作戦!!」


リナリーのまね事をしながら意気揚々としている。


誰も聞いていないのに長々と話しを続ける。


「これをアレン・ウォーカーに飲ませる。するとあら不思議!欲情した彼は無差別に女の子を襲いだす!感度も上がってるからなかなか止まらないんだよ!!じゃ、早速いってきまーす!!」


説明が終わるや否や、再び飛び出していった。


ある意味嵐の通り過ぎたような後の部屋で誰かがポツリと呟いた。



「よーするに、強力な媚薬ってこと…?」


.
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ