駄文置場
□ドーピング
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「リーバー君!見たまえ!これぞ我が最新作にして最大究極の作戦!!」
「仕事しないで何やってんすか、あんたは…」
はしゃぎながら戻っては来たものの、相変わらず仕事をする様子はない。
液体の入った小鬢を掲げ、得意げに説明する。
「名付けて、アレン君がそんなに軽い男だったなんて…サイテーよ!大作戦!!」
リナリーのまね事をしながら意気揚々としている。
誰も聞いていないのに長々と話しを続ける。
「これをアレン・ウォーカーに飲ませる。するとあら不思議!欲情した彼は無差別に女の子を襲いだす!感度も上がってるからなかなか止まらないんだよ!!じゃ、早速いってきまーす!!」
説明が終わるや否や、再び飛び出していった。
ある意味嵐の通り過ぎたような後の部屋で誰かがポツリと呟いた。
「よーするに、強力な媚薬ってこと…?」
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