駄文置場
□シンデレラ
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先程の弄りから僅か数分後、ラビは完全に撃沈していた。
不満を発散したおかげか、すっきりした表情のアレンとリナリー。
だが、その時…
キュィィィィ
アレンの左目が僅かに反応した。
アクマの出現にいち早く気付き、走り出した。
「ラビ、リナリー!アクマです!!」
叫びながら走るアレンを二人も追いかける。
「西と東にいます!ラビは西側をお願いします!」
「わかったさ!大槌小槌、伸伸伸!!」
一気に西まで飛んでいくラビ。
だが、アレンはラビがいなくなるとすぐに足を止めた。
「アレン…君?」
「さて、ラビもいなくなった所で…」
「もぉ…黒いんだから♪」
「お互い様でしょ?」
「ふふっ」
黒カップル再び。
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