駄文置場
□私の隣は貴方のために
2ページ/9ページ
「リナリー、ちょっといいかい?」
書類の整理をしていたリナリーを、コムイが手招きする。
「何?新しい任務?」
「いや、アレン君が最近元気ないみたいだから元気づけてあげてくれないかい?」
普段は、リナリーとアレンが一緒にいると怒るコムイだが、こういう時は違う。
「まったく…調子いいんだから」
「それから、元気が出たら一緒に任務へ行ってくれるかい?ハイ資料」
コーヒーを啜り、他の資料に目を通しながら資料を渡す。
リナリーは瞬時に
『みんな忙しいんだ』
という事を理解し、何も言わずに受け取った。
.