駄文置場
□ドーピング
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「さて、と。次はどんな作戦でいこうか…」
黒の教団室長、コムイ・リーは悩んでいた。
勿論、教団に関する問題などでは全くない。
そう、愛しの妹、リナリーを何とかしてアレンから放そうとしていたのだ。
毎日あれこれ考えては実行に移し、撃沈される。
今回もまた、とんでもない作戦を考えているに違いない。
「室長ぉ〜仕事してくださいよ…」
仕事の催促もすべて無視し、研究室に閉じこもった。
そして…
「よし、完成だ!」
怪しげな液体を作り上げ、一人はしゃいでいる。
見た目は普通のジュースの色だが、どうせろくでも無いことはすぐわかる。
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