空想

□困ったこと
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「せんぱぁーいっっ!朝ごはんなんデスか?」

今日ものだめが飯をたかりに来た。

「待ってろ。もうすぐ出来るから」

まったくおれも甘いよなぁ。はぁ・・・

「うきゅっきゅっ!はぁ〜い!!」

困ったことに、拒否できない自分に呆れと驚きだ。

「のだめ。今日学校何時から?」

「え〜っ?今日は午後からヨーダのレッスンデスよ。」

「じゃあ、おれもマルレの練習午後からだから、昼飯どこかで食う??」

「ムキャーッッ!!本当ですか?やった〜!!先輩とデート、デート!!」

嬉しそうにくるくる回っている。
そんなのだめを見て、こんなことでそんなに喜ぶんだったら、いつも誘ってやるのに・・
いやいやそこが甘いって言うんだよなぁ。。

「デートじゃねぇ!!ついでだ!!」

つい、照れ隠しにそっけない返事をしてしまう。

いつか、素直になれるのかなぁ。
まあ、いつかはなれるだろう。
それまで待ってくれよな。
あまり俺を困らせないでくれ。




end

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