物語-弐
□『 狂夜 』(かなりR指定※注意※)
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「剣…心……っ…ぁあ…。」
拙者……否、俺の下で薫は声をあげる。
腰の動きに合わせ、その声はいっそう大きくなる。
「……ん……ふっ…ぁ…!!」
イク寸前。
また薫から身体を離す。
もう五回。
この繰り返し。
「嫌っ……ちゃん…と…お願…い…。」
いつもは幼い薫だって。
大胆に両手を伸ばし、両足を広げ先を求める。
五回。
ここまでやれば、大抵の理性は崩れる。
恥じらいを捨てた身体を一回舐めるだけ。
それだけでも声をあらげる。
今日は俺は優しい男にはなれない。
簡単にイクことは許さない。
事の始まりはこうだ……。