物語-壱

□『 頼み事 』
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「おーっす。なぁ、嬢ちゃんいねぇか?」

「左之。薫殿なら弥彦と道場にいるでござるよ。」

「そうか。ありがとうよ。」



「おーっす。相変わらずよくやってんなぁ。」

「左之助。あんたまたタダ飯ー?」

「違えよ。なぁ嬢ちゃん、ちょっと。」

「なによ?」

「いいから、ちょっと来てくれよ。弥彦、しばらく一人でやってろよ。」






 
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