REBORN!
□我慢なんて出来る訳ない
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「うぅ〜〜……」
「どうしたんですか?ボンゴレ。」
「いやぁ、勉強が分からなくて……」
…って。
「何でお前がここにいるんだ?…骸。」
ここって俺の部屋だよね?
何で後ろに骸がいるのかな…!?
「クフフ…何故でしょうねぇ。」
勉強机に向かっていた体を反転させて骸を見上げると、いつも通りの真意の読めない笑顔を浮かべていた。
…相変わらずミステリアスだなこいつ…。
「そんな事よりも、勉強…僕が教えてさしあげましょうか?」
……え!?
(ってかそんな事よりって)
「いや、いいよ別に!っていうか骸、お前勉強出来るの?」
「勿論です。大丈夫ですよ、安心して下さい。」
…そう言えば骸って、会話聞いてると難しい言葉よく使ってるもんな。
(このままだとマジでやばいし…)
「じゃあ、お願いしていい?」
少し小首を傾げて言うと、骸は一瞬固まってからふわりと微笑んだ。
…ドキッ
あれ…骸ってあんな笑い方するっけ…?
「さて…ボンゴレ、始めましょうか。」
「あ、うんっ!」
こうして、俺と骸の勉強会が始まった―…