□私の雨の降らし方
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私は大雨の滝のような愛を、貴方に注ぐでしょう。
















彼は私に、台風のような勢いのある愛を注ぐでしょう。
















彼女は私に、梅雨のようなじめじめとした嫌味の雨を降らすでしょう。












私はそれを無垢な傘で受け流します。


















なら、私は自分自身にどのような愛を注ぐのだろうか。









考えた事なかったから。



ふと思ったの。















わからない。
















ねぇ、私は自分自身にどんな雨を降らすの?

















誰に聞いてもわからない






私の降らす雨の価値。


 

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