観念するょ
□付合い始めたけど…
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あれから数日、俺と先輩はバカップルの如くラブラブだった。
SEXするのは親がほとんどいない俺の家だった。
今日は、学校が休みだからと二人で出掛ける事にした。
待合わせはB駅のオブジェ前
待合せは12:00だったけど、俺は11:00にはそこにいた。
そして12:00になった。
「夏輝!」
と呼ばれ俺は微笑んだ。
「ごめん。待ったか?」
「そんな事無いょ。俺、待遠しくて、早く来ただけだから。」
そう言うと
「乙女発言…」
何て言われたから睨みつけてやった。
すると先輩は俺の頭を撫ぜて、笑ってこう言ってくれた。
「嘘だって。そういう所可愛くて好きだぞ。」
何て言ってくれたけど…
「知りませんそんなの。俺可愛く無いですし。」
何て拗ねてやった。
それから、食事に行った。
今日こそ先輩の家族構成聞いてやる!!
そして、食事をしつつ、聞いてみた。
「先輩のご家族はどうしてらっしゃるんですか?」
単刀直入で言ってしまった。
「あー。この前夏輝の話聞いてからヤったから、俺の事言ってなかったな。」
「そうです。」
「俺の家は、親父は他に女作って家出たし、お袋は俺が小6で死んじまった。それからは、叔父とか伯母の家を転々としてた。」
「……先輩、波瀾万丈人生なんですね……」
「そんな事ねぇょ。」
「先輩………」
「夏輝、俺の家来てみたいか?」