観念するょ
□再会
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俺は立ち止まりその姿をずっと見つめた。
「ドウシタ?」
「…sorry。」
そう呟いて、先輩の元へと走った。
「はっはぁっ…先輩っ!!」
「おっ!!夏輝っ!!」
走って近づいた俺をのんきに迎え入れた。
「はっ…はっ…何で…何でここにいるんだよ!!」
「あぁ。こっちの大学に入学したから迎えに来た。」
ん?
どう言うことだ?
「えっ!!なんか頭パンクしてるんだけど…」
「まぁ、とりあえずこっちに住むからよろしくな。」
「えっ…あっ…あぁ…。」
もう、ホントに訳がわからない。
そして先輩と歩いて帰ったのはいいのだが…
「先輩、何で俺の家の道知ってるんですか?」
「んー。内緒(笑)」
「はぁ。なんなんだそれって。」
「気にするな。」
そう言って俺の家に着いたのは良いのだが…