novel
□メイドなオレ
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「ごっ…ご主人様///」
『ほう、なかなか似合うじゃないか。』
穴があったら入りたい。
そしてもう出てこない。
なぜオレがこんなヒラヒラのついた服を着ているのだろう…
それは
久々の自由行動で街をフラついていたオレを、リカルドが呼んだ。
『ベルフォルマ、お前に合いそうなものがあった』
差し出される包みを素直に受け取ると、
2人で手を繋ながら宿へと戻ったんだ。
「んな!/// コレって///」
『どうだ?いいだろう』
――メイド服…///
「リカルドてめっ!///」
『さぁ、早く着るんだ。』
「嫌だっての///」
だって、こんなにもスカートが短い。
少しかがんだら下着が見えてしまいそう…
耳まで真っ赤にするオレを見て笑うリカルド。
すごく楽しそうだ。
『ベルフォルマ。お前もガキではないのなら、大人の楽しみが分かるはずだ。』
「はぁっ!?意味わかんねぇ…///」
つまり、リカルドの奴はメイドなオレと
あんなことやこんなことをしたがっているという事か?
「…どうしてもか?///」
『無論だ。』
軽く額にキスされて
真剣な眼差しで見つめられれば、オレの方が折れてしまう。
「ん、いいって言うまでコッチ見んなよなッ///」
――パサッ…
一枚ずつ服を脱ぎ捨て、渡されたメイド服に腕を通す。
全てを身体にまとえば、何やら股られんが
スースーする…
『まだか?』
「……」
『ベルフォルマ?』
「あぁ、いいぜ…///」
羞恥のあまり眩暈がしやがる。
そして振り向いたリカルドの目がオレを映す。
『……っ』
そんなオレを目にすれば黙り込んでしまったあいつ。
何なんだよ…
だから嫌だって言ったのに。
もう羞恥やらリカルドの反応やらで浮かぶ涙。
はらりと零せば、優しく拭われた
「っだよ!似合わねェんだろ!?」
もうほっといてくれ
そう言葉を放とうとしたら、無理やり重ねられる唇。
『ベルフォルマ…っ』
「ン、んっ…///」
離されたソレはとてもぷっくりとしていて美味そうで。
グッ、とくる何かを抑えつつスパーダを撫でるリカルド。
『本当に似合っているな』
「/// バカ。」
お前が好きだからこんな恥ずかしくて仕方がないこともするんだよ
わかったかアホめ///
――この後、スパーダのメイドさんに興奮したリカルドは
見事に彼をむさぼりつくしましたとさ。
end.