novel
□想うのはキミ(スパーダside)
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何だか無性に躯(からだ)が熱くて
夜の宿を飛び出した。
「―っ///」
オレはおかしくなったんだ。
リカルドに触れられた所が、燃えるように熱いなんて…
「ちっきしょ…ッ!」
何故に涙が溢れるのか
何故こんなにも胸が痛むのか、
――わからない。
「リカルド…」
なぁ、教えてくれよ。
――これがまさか『恋』だなんて、
あの時のオレは思いもしてなかったんだ――
(end)
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