05/24の日記

23:14
関西人 1
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「初めまして、兵庫から来ました仲良くしてください」



ぺこりと自分1人違う制服を纏って教壇の前に立つ。
目の前には僕を不思議なもんでも見るようにぽかんとしてる人ら。
なんや居心地が気持ち悪い。
はよ、席座らせてくれへんかな。

そうちらりと担任に視線を向ければ、
タイミング良く僕の席を決める。




「どうもー」




ちらりちらりと僕んを見てる人らに笑顔を向けてその席に向かう。




「宜しくお願いします」




ポカンと空いた席の後ろに座る女の子に声をかける。
目線が合うとその子はふんわりと笑顔を浮かべた。




「宜しく!」




毒気が抜けるような空気を持つ相手に僕はおされるように挨拶を返す。


なんや、のんびりした子やな


それがあの子に対する第一印象やった。

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