悪・人・天・魔 〜トリップ会社〜 オリジナル

□♪ゼロ♪ プロローグ
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 その時だった。

 空中に風が集まり小さな竜巻が起こる。
 それが吹き止むと同時に現れる死神の2人。

サキュバ:「…全員、揃っているようだな。」
レクス:「では、これから緊急報告を初めま〜す!」

 のんきに言う、2人。

ソラグモ:「その前に…」
全員:「遅れて来た事、「謝ってください!」「謝りなさい!」「謝りやがれっ!」「謝れ!」「謝りましょうね(笑)」「謝れば?」「……」「謝りなよ!」」

サキュバ:「見事な連携プレーだな。」
レクス:「これなら、大丈夫そうだね〜。」

 どうやら彼女達は謝る気なんかさらさら無さそうだ。

ソラグモ:「はぁ…、もういい。それより何が大丈夫なんだ?呼び付けられた事と関係あるのだろう?」

 重い溜息を吐き、後ろで「良くない!!」と叫んでいる数人の主張を聞きながして、ソラグモは話の続きを促す。
 ソラグモの言葉に、ニヤニヤしたいいたずらする子供のような顔で私達を見てくる死神2人に、『また面倒な事になりそうだ…』と心の中で呟いたのは、絶対に私だけではなかっただろう…。

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