種運命小説【壱】

□拝啓、恋人様。
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「あむ、ふぅ//」

重なった唇、混ざり合う舌でくちゃくちゃ音が鳴る。まだ幼さの残る腰に手が滑り熱く猛ったペニスを掴んだ。ごしごし擦られれば手の中でむくむく大きくなり、先走りが掌を濡らす。
絶頂が近くシンの喘ぎが一段と高くなった。

「あっあ、イイよぉ!キラさっ…!!//」
「可愛いね、シン。誰の何がイイの?」
「あふっ…」

まだ羞恥を残すシンは質問に答えない。勿論キラは面白くないとばかりに先端の窪みに爪を添え、痕が付く程食い込ませた。痺れるような痛みが下半身を襲う。
なけなしの理性も簡単に底を尽きキラの望む声が漏れた。

「うあっ、いやぁ!俺のッ…シンのアソコが気持ち、いっ…れすぅ…!あうん!」

ご褒美とばかりにキラが股間に顔埋め、ちゅぱちゅぱっとペニスが吸われる。先程から限界だった射精感に襲われ腰を痙攣させながら口の中で弾けた。尿道が開閉するのが解り根本が脈打つ。
キラは口を離し、含んだ精液を傍の箱から取り出したチョコに垂らした。白に塗れたチョコをシンの口に押し込む。

「はい、シン。即席ミルクチョコだよ」
「もがッ…ざけんなコラ!いきなり床に押し倒して何のつもりですか!」
「うんうん。僕エッチの時とギャップありすぎる君が大好き」
「聞け!俺の話を!」
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