小話

□指に残った屈辱
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#11#gmapmana#GRgighzQvew#27#

お前だけがしい


嗚呼確かに

君は僕を裏切ったのに







..指に残った屈辱..











何故だろう

汚ならしい埃を被ったコンクリートの地面に頭を押し付け、
だらしなくも涎やら鼻血やらで顔が、床と同じように( 恐らく ) 汚くなっている




「……」




声も出ない

唯ヒリヒリするだけ

辺りを見回すと男が僕の頭に足を乗せながら、怠そうにうっすらと目を開けていた











..
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