07/12の日記
22:49
IF..7
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ふぅ、ほったらかしにしちゃってすみません。夏入ったら全てにおいて怠くなっちゃいまして。(遠い目)
あれ?これ、夏バテなのかな?
・・・まあ、これからも更新は停滞するでしょう。
このIF、ちょっと書き直したいなぁとか思ってるんですけど…まあ、別にいいですよね。現時点でメインに入れてほしいとか思ってる人いなさそうですし。放置いきます。
さて、設定での時間軸は原作のちょっと前ってとこですね。
日本語 :【】
こちら語:「」
名前
┗帝架
――――――――…
〜ゴ〜
街中の喧騒を縫うようにフラフラと歩いていた。
人々は私のことなど気にせず、いつものように日常を過ごしている。
どこか、自分が透明人間になったような気がして‥‥ちょっと笑えた。
(夢、だったらいいのに)
夢であればいい。夢なんだココは。――そう、何度も何度も何度も、否定しつづけているけれど、この視界に入る景色が、この耳に入り込んでくる喧騒が、この鼻孔を擽る何かを焼く香ばしい匂いが、どこか遠い認識の下、それらを現実だと訴えていた。
深々と息を吐く。
いっそのこと、気が狂ってしまえば楽なのに。だけどこうして正気でいる自分がいた。
いっそのこと、死んでしまおうかと思ったが、死ぬ勇気を持ち合わせていない私が自分で自分の命を断つ、なんて、考えはするけど実行には移さないだろう‥‥。だって、死ぬのは怖い、から。
頭を振る。
(ダメだダメだ!ポジティブにいこうって、決めたじゃん!)
気を抜くと、すぐにネガティブになる。
油断すると、足が震えてくる。
ふと気がつけば、私は喧騒から離れ、静かなほうへと足をはこんでいた。
それでもって、一人の男がこちらに向かって、ズンズン歩いてくる。
何か嫌なことでもあったのか、その眉間にシワを寄せた険しい顔や雰囲気からして不機嫌オーラ全開だ。‥‥めっちゃ怖い。
俺の歩く道を邪魔するんじゃねぇ!と言わんばかりの歩き方だ。
(関わり合いにならないほうがいい)
そう判断した私は、道の脇に寄り、どぎまぎしながらその男と擦れ違おうとした。
―――と、その前に男は横の道に曲がっていってしまった。
私はホッとして、また歩いていく。
しばらく歩いていると、今度は子供たちが向こうから駆けてきた。楽しそうに声を上げながら私を通り過ぎていく。
そして、ついでに向こうから男が歩いてくる。
(‥‥‥あれ?さっきの人、だよね?)
あの険しい顔は確かにそうだ。‥‥なんで、また向こうから。
男は歩く先に敵がいるかのように鋭い視線を真っ直ぐに向けて、堂々と行く。
あ、また曲がった。
(あの人はいったい、何をしてるんだろ)
ちょっと気になる。
そんなわけで、私は男の後を追うことにした。
曲がれば、そこの道で立ち止まっている男を視界に入れる。
なんかブルブル肩を震わせている。
「ここはっ、いったいどこなんだーーー!!!」
いきなり叫び出すものだから驚いた。
まさかあの人――
【…迷子?】
「っだれだ!」
ポツリと呟けば、男がバッと振り返って私を睨みつけた。心臓がハネる。
(地獄耳だ!)
内心、悲鳴を上げる私であった。
つづく..?
―――――――
ここで一端切ります。
この男が誰かはすぐにお分かりになったかと。
☆コメント☆
[一成] 07-13 22:58 削除
ぼっちゃまー!ぼっちゃまですね!?ぜひ助けてあげてください。
[祐真] 07-23 17:44 削除
このお話、好きです。私は、メインにして頂きたいと思っています。勿論、書き直しであっても。暑さがきついですけど、体には気をつけてくださいませ。
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