06/13の日記

00:31
IF..3
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いつまで続くこの話。
そう思っていますが、死なせるのは流石にっ。
黄色仙人に拾われた主人公。

さてさて、いったいどうなることやら。


・・・・すみません。あんま読みたくないですよね、この話。
だけど始めちゃったからには終わらせなきゃ。


※ちょっと修正しました。
――――――…


〜ニ〜


葉。

ヨウさんの名前の字は、そう書くのだと知った。
言葉が通じないから、筆談で教えてくれたのだ。難しすぎるのはわからないが。
そしてここが日本どころか地球ですらないことも知った。
異世界で、しかも知っている世界だった。

彩雲国。

夢小説で何度も読んだことはあるけれど、実際に自分で体験するなんてありえない。‥‥ありえ,ない。
せめてもの救いは、この世界がそれ程危険じゃないことだ。
だけど、

(帰りたい)

やった!とうとう異世界トリップしちゃったよ!キャラに会えるぜヤフー!!なんて思うほど私は図太くなかった。むしろそうなりたい。
私は固い寝台の上で丸まった。

葉さんが家に泊まらせてくれたのだ。
・・・あのおじいさん、葉医師、だよね。黄仙人の。

家の中に入ると、薬か何かの臭いがしたし、患者さんっぽい人がいたから、多分、当たっているはずだ。

だけどそれがなんになる。

知っているからと言って、それがどうした?

この世界が、小説の通りに動くとは限らないんだぞ?


‥‥‥そうだ。なんの不幸か知らないけど、この世界と私は何も関係ない。関係ないんだっ。

だから、

私がこの世界にいる意味は、ない。

だから、

私が存在することを認めてくれる、私の世界に帰してください。

誰に乞うでもなく、私は願った。




つづく..?

暗い。暗いぜ!

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