negima!?･lyrical nanoha
□if〜交わる世界〜
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同時に存在することのない世界｡
これはそんな世界に存在する人物達が出会ったら…という､もしものお話｡
――――――――――
2人の少女は固まっていた｡
1人の少女は長い刀を持ち､その背中に純白の翼を広げていて｡
もう1人の少女は鎌のような形態の武器を持ち､金色の髪を風に靡かせていた｡
｢あなたは…｡｣
｢君は…｡｣
それが…｢翼ある剣士｣と｢金色の死神｣の出会いだった――｡
【if〜交わる世界〜】
｢こんばんは､天使さん｡｣
刹那は声の方へと振り返る｡
｢こんばんは｡でも『天使さん』は､その…恥ずかしいので｡///｣
｢そうかな?よく似合ってるよ｡｣
｢フェイトさんの方が『天使』に相応しいと思いますけど?｣
刹那の反論に彼女…フェイトは微笑む｡
｢残念､私は『死神』だから｡｣
｢それ､私へのｲｼﾞﾒですか…?｣
初めて出会った時｡
刹那はﾊﾈを出していて､フェイトはﾃﾞﾊﾞｲｽ―ﾊﾞﾙﾃﾞｨｯｼｭ―をﾊｰｹﾝﾌｫｰﾑにしていた｡
それにより､互いに発した第一印象がそれだったのだ｡
｢でも驚いたよ､人に翼があるから｡｣
フェイトの言葉に苦笑する刹那｡
｢私は人じゃありませんよ､少し強い力を持った…半妖です｡｣
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