negima!?・lyrical nanoha
□the eternal triangle
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あなたの想いが――…誰にも向いていないから。
繋いだ手から伝わる温もり。
あなたが誰を好きになっても、私はきっとこの手を離さない。
その相手がたとえ――…もう1人の親友であっても…。
私同様、あなたに好意を抱いている親友。
私は絶対に…あなたを譲る気はないの。
今はまだ言わないけど…。
――…好きだよ、フェイトちゃん。
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†side:Hayate†
私とあなたとの出会いは闇の書事件…初めは、何とも思ってへんかった。
それがいつからやろうか――…。
あなたの特別になりたい思ったんは…。
「危ない、はやて!」
強く腕を引っ張られ、抱き寄せられる。
「ふぅ…大丈夫だった?」
「ぅ、うん…ホンマにおーきにな、フェイトちゃん。///」
あなたに抱きしめられている。
あなたの匂いに、心臓が破裂してしまいそうなくらいドキドキしとる。
「最近ボーッとしてること多いね、はやてもなのはも。」
あなたの口から出た言葉に――…胸が締めつけられた。
きっとあなたのことやから、言葉通りの意味しかないんはわかっとる。
それでも…もう1人の親友の名前が出たんは、正直キツい。
「そやね…疲れとるみたいや。」
「無理しないでね、はやて…。」