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□寝顔
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純粋な子供のようなベジータの寝顔を悟空は,じっと愛しい目で見つめていた。

「いつも強がってるからな…おめぇは。」

悟空もソファーに座って,ベジータの顔をまじまじと見る。

髪を軽く撫でる。

「可愛いな…ベジータ。おめぇ見てると…おかしくなりそうだ。」

ドキドキする胸を落ちつかせながら,ゆっくり顔を近づけ,優しいキスをする。

もっと一緒にいたかったが,王子の睡眠を邪魔するわけにはいかないと思い,悟空は帰ろうと立ち上がる。


後ろから声が聞こえた。

「おい…//」

あれ?何か聞こえたか?

「おいと言ってるんだ貴様…//」

まさかと思いつつも悟空は振り返ってみる。

「…Σッ!!…ベ…ベジータ;;」
あまりの予想外の出来事にあたふたし始める。
悟空の目の前で,体を起こすベジータもまた愛しく見えた。

「ベジータ起きたんか?;…いつから…起きてたんだ?;;」

恐る恐る尋ねる悟空。

「最初からだ…//貴様が来た時から起きていた…//」

耳まで顔を真っ赤にしながら答える。

一方さっきの言葉が聞かれてたことに混乱を隠せずにいた悟空だったが,少ししてから一つの疑問が浮かんだ。







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