UnderT
□魔の森 part.U
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その中に空中にふよふよと浮かぶ,クラゲのような生き物がいた。
「なんだこりゃ…;;」
悟空がそれに触ろうとすると,クラゲで例えると足の部分が物凄い速さで伸びてきて,近くの木に縛り付ける。
「Σうわっ!!べ…ベジータ,助けてくれ!!」
しかし,そんな悟空に目もくれず勝ち誇ったような笑みをしながら言い放つ。
「フンッ…いい様だ。貴様はそこで俺がゴールするまで待っていろ。」
悟空が触ろうとしてから,一気に作動しだしたその複数の生き物はベジータに足を伸ばすが,あっさり交わされてしまう。
「フンッ…先へ行くぞ。…………Σつッ!!!!!!」
奥へ進もうとするベジータの首元に突然痛みが走った。
触ると何か針のようなものが刺さっていた。
近くにあった沢山の針を花びらにつけている植物が飛ばしたのが原因らしい。
「なんだこれは…?…うッ…!!!」
抜いた針を見ていると,途端に体から力が抜けその場に座り込む。
弱ったベジータに容赦なくクラゲ生物の足が伸びる。