UnderT
□恨み
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その様子を見ていたヤムチャ。
「どうしたの?ヤムチャ。何かベジータに言いたいことあるなら言いなさいよ?」
ドキッとしながらヤムチャは慌てて答える。
「い…いやぁ…今日もいい食べっぷりだなぁとな☆ハハ…ハハハ…;;」
そんな会話を無視して食べ続けていたベジータはあっという間に汁まで飲み終え,さっきブルマから貰ったカプセルを飲んだ。
―ガシャン!!…―
急に近くにあった花瓶が割れた。ベジータがよろめいて倒してしまったのだ。胸を苦しそうに掴んでいる。
「はぁ…はぁ…」
「ど…どうしたのよベジータ!?;大丈夫!?!?」
心配そうに近寄るが,ベジータは拒む。
「Σ…ッ…寄るな!!…俺はもう寝る…はぁ…」
ブルマは彼が同情されるのが嫌いなのを知っているため,それ以上は何も言わなかった。
その二人の後ろでヤムチャが笑う。
「(よし!!これで天津飯が来れば…)」
――真夜中――
未だに苦しそうにベッドの中で胸を押さえているベジータの前に,ヤムチャと天津飯が現れた。
「フッ…ベジータ。いい様だな。今日はお前を倒しにきた。」