UnderT
□初恋
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「早く用件を言え!!俺は貴様と違って忙しいんだ!!」
悟空は上手く伝えられない自分に怒りを感じながらも、どうすることも出来ずにベジータをただ見つめるだけだった。
「おい!!聞いてるのか貴様!!」
ベジータは黙り込む悟空に殴りかかる。
パシッ…
「チッ…。Σなっ…!?」
ベジータは悟空の瞳に背筋を凍らせる。
畜生と悟空は呟き、受け止めた手をガシッと掴むと低く…しかしどこか穏やかに告げた。
「ベジータ……、…好きだ…」
「Σっ…!?//カ…カカロット…、自分が何言ってるか分かって…」
「分かってるさ。なんだ…じゃあお前は…俺の言ってることが嘘だっていうのか…」
怒りで超化した悟空は、普段より遥かに厳しい目をする。
「…ふ…ふざけるな!!;俺はそんな冗談に付き合ってる暇はない!!//」
未だに言葉を受け入れようとしないベジータを見ると、悟空は鼻で軽く笑うと相手の顎を掴み強引に口付けをした。
ベジータの口内に生ぬるいものが入ってくる。
「んっ…//…んぅ…っ」
くちゅくちゅと音をたてながら,悟空の舌がうねりまわる。
顎を固定されているベジータは息をするのがやっとだった。
「ん…ふっ、ん…ぅ//」
拒絶するようにあいている方の手で悟空の体を押し返そうとするが、初めての感覚に力が入らない。
ゆっくりと悟空の指がベジータの首を伝い始める。
「ん…くっ…、……はぁっ…はぁっ…//」
「なんだよベジータ。お前敏感なんだな…」
ようやく解放された口付けにベジータは呼吸が乱れていた。
「ククッ…、もうそんなに興奮してんのか?…こっちも敏感になってるな…」
そう言いながら悟空は胸に手を這わす。
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