UnderT
□玩具
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玩具
ことの始まりは穏やかな日の夕方。
ベジータとトランクスは2人で重力室でトレーニングをしていた。
そこへ似た顔の親子がやってきた。
「オッス,ベジータ♪」
山吹色の胴着で現れたのゎ悟空とその息子悟天だった。
「なんの用だ…」
汗を拭き座るベジータ。
「いやぁ…明日よぉ,悟天を遊園地に連れて行こうと思ってんだけど,おめぇ達もどうかなって!!」
「トランクス君も行こぉよぉ…♪」
悟天がトランクスにくっつく。
「フンッ…別に構わんがトランクスだけを連れて行け。俺は行かん。」
プイッと顔をそむけると,ドアの方へ向かう。
「ベジータァァ…;;」
悟空がベジータを後ろから抱き締め,悟天達に見えないように首を舐める。
そして耳元で囁く。
「いいのか?そんな口聞いて…。お仕置きするか?首舐めただけで反応してるこの体によ…」
悟天達には決して見せない顔で挑発してくる。
「くッ…//い…行くものか!!!」
怒鳴りながら相手をはたくと出ていってしまった。
「トランクス君のお父さん怒ってるね。大丈夫かなぁ?」
悟天が心配そうに悟空を見つめる。
「あぁ大丈夫だ♪それより,ちょっとおめぇ達に頼みがあんだよ☆」
ヘヘッと笑いながら,トランクスと悟天を自分の方に寄せ,こそこそ話し始める。
「……分かったか?」
「「うんっ☆僕達そーゆーこと聞いたことある♪」」
3人で親指を立てグーッと言うと重力室から出ていった。
「ククッ…見てろよ,ベジータ…」
ニヤッと笑う悟空のことを見る者はいなかった。
―その日の真夜中…―
寝付けないベジータがベッドで寝返りをうっていると,悟空が現れる。
「Σき…貴様!!!;」
「寝れないのか?おらちょっとおめぇに渡したいもんあってよ♪」
驚くベジータに不気味な程優しく答える悟空。
ニコッと笑うと注射器を取り出し,ベジータの腕に瞬時に打つ。
「…つッ…;何すん…?…」
ベジータは体の異変にすぐに気付く。
力が入らない。
握ること位は出来るが,それ以上は動かなくなった。
「最近は勘がよくなってきたなベジータ。何だか大体分かってんだろ?」
すると悟空の下から悟天とトランクスが出てくる。
「いいぜ。」
クイッと悟空が首で合図すると,ベジータの服を破き始める。
「なっ…//」
上半身のシャツを強引に悟天達に破かれる。
力が入らないベジータは何も出来なかった。
ズボンに手をかけるとさすがにベジータの怒りが爆発し,片手でギャリック砲をうった。
ドォーン…!!!
悟空がトランクス達を押し退け弾き飛ばす。
「…息子を殺すつもりかよ。いい度胸じゃねぇか…」
悟空は超化するとベッドの横に立ち,いきなり唇を重ね舌を入れる。
ベジータの全身から力が抜ける。
「…ッ…ん…は…//」
長い口付けが終わり,ベジータはようやく自分の姿に気付く。
「なんだ…これは…//」
見ると下半身のモノには変な装置が設置され,胸の2つの飾りには管が取り付けられていた。
「悟天のパパがこうすれば,パパが遊園地に来るって言うから!!」
トランクスが言う。
「それにパパはえっちな体してるんでしょ?」
トランクスの目付きが少し変わり,笑う。
ベジータの目が悟空を睨む。
「まぁまぁそんな怒んなよ♪しっかりお仕置きしてやっから☆」
そう言いながらベジータの両腕を上で一つにまとめる。
「トランクス君のお父さんがどうなるか見てみたいなぁー//」
少し照れながら悟天が言い,コントローラーのようなモノに手をかける。
すると胸の突起に電流が流れ,振動する。
「Σい…ぁッ…//」
あまりの痛さと快感からうつ伏せになり,目を固く瞑る。
「ククッ…やっぱりいいな。おめぇの声はよ…。もう俺も興奮してきたぜ。」
悟空は見下した口調で言うと近くの椅子に腕と足を組みながら,ベジータをじっと見つめる。
「もっとやらないとベジータさんは来ないぜ?」
口端を吊り上げながら悟天達に言う。
トランクスもスイッチに手をかける。
小さな血圧計のようなその機械は,ベジータの自身を締め上げたり上下に扱いたりした。
「ひッ…//あぁッ…やめ…//」
四つん這いになり必死に口を抑えるが,体の震えが止まらなかった。
「うわ…トランクス君のお父さんって本当にえっちだね//」
悟天は顔を赤くしつつもベジータから目が離せなかった。
「パパ…じゃ明日は遊園地来てくれる?」
トランクスの言葉を聞きベジータは目も向けずに怒鳴る。
「ふざけるな!!はぁ…絶対に…行かん…ッ//」
肩で息をしながら答えるベジータに悟空が冷たく言い放つ。