UnderT
□特訓
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特訓
SS4を克服した悟空とベジータは,平和な時を暮らしていた。
ベビーが消えた今,戦う必要は無くなったのだが相変わらずベジータはトレーニングを続けていた。
「まだだ…自由にSS4になることが出来ない…」
完璧を求めるベジータはいつも自分に不満を抱いていた。
「よっ♪」
またあいつだ…
心の中でそう思いながらベジータは振り向く。
「何しに来やがった…」
怒りを露にする相手に悟空は普通に返答する。
「ベジータに逢いに♪」
素直な言葉にベジータは弱い。
「んでSS4のトレーニングしてんのか?おらが手伝ってやろうか!!」
今まで相手の目も見なかったベジータだったが訓の話になると真剣な眼差しで相手を見つめる。
「何?どうするんだ?」
「まぁまず水飲んでから体力回復しろよ。」
ベジータは従い,一回深呼吸をすると気合いを入れSS4になる。
「SS4を自由に操るにはまずその姿を継続出来なきゃだめだ。」
悟空にしては筋の通った意見であったことにベジータは納得する。
「確かにそうだな。それで貴様は何をするんだ?」
ベジータが悟空の顔を見ると妖しくニヤッと笑い,超化すると瞬間移動し背後にまわる。
そしてSS4になると表れるシッポを思いっきり掴んだ。
「ふざけた真似を…ッ…?」
体に力が入らないことに驚きながらも,その場に膝まずく。
「さっきおめぇ水飲んだろ?そん中にシッポがまた弱点に戻る薬を入れたんだ。」
後ろから聞こえる声に集中しようとするが,意識が朦朧としていく。
「く…ッ;…ん…//」
鼓動が早くなるのを感じた。
その様子を見ていた悟空は付け加えるように耳元で囁く。
「体も敏感になるらしいぜ…ククッ」
言いながら耳をいやらしく舐める。
「ふ…ッく…ん…//」
次第にベジータから気が抜けていき,SS4が解けそうになる。
「ほらほら…SS4じゃなくなっちまうぜ?ちゃんと力入れないと♪」
手をベジータの内腿に忍ばせ,這わせる。
「ぁッ…く…はぁ…//貴…様…//」
四つん這いの格好であるベジータは手で体を支えるのがやっとだった。
愛撫が激しくなるにつれて手や膝がガクガクしてくる。
「えっちぃなぁ…ベジータは♪SS4になっても体は変わらないんだな☆」
ベジータの自身は既に腹につく程反りたっていた。
中に手を入れ直接触れる。
「ひっ…ぁ//触…んな…ッ…//」
いい加減にしろとキッと相手を睨み付ける。
しかし相手が悪かった。
潤んだ瞳で睨まれ余計に悟空は昂っていた。
「その眼だ…。SS4だとまた一味違うエロさがあるな♪」
手に力を入れ,更にシッポを強く握る。
「く…ッは…やめ…//力が…抜け…る…///」
弱音を吐く相手にも関わらずに容赦なく攻め立てる。
悟空はベジータのズボンを下着ごと脱がすとシッポを秘部へとあてがう。
「もうぐちょぐちょだな…なら大丈夫だ。」
ゆっくりとシッポを入れていく。
「なっ…//貴様…やめ…っ…あぁっ//」
突然の快感に支え切れずに片肘を床につけ,肩で息をし始める。
「気持ちいいだろ?どうだ?自分のシッポに犯される気分は…」
笑いながら悟空は全て納まったシッポで出し入れをする。
「あぁっ//だめ…ッ…動かす…なぁっ//」
片手で自身を愛撫しながらシッポの速度を速める。
ベジータのプライドから気を緩めSS4で無くなるのは許せなかった。
その気を集中させながらも,快感が押し寄せ壊れそうになるベジータ。
「は…ッゃ…あぁぁっ//」
顔をあげると同時にベジータは果てた。
「シッポにイカされちゃって…本当にいやらしい体だな!!ククッ…。じゃ俺のも頼むぜ…」
シッポを抜くとぐったりするベジータの体を仰向けにさせ,自身を挿れる。
まだ達したばかりで息が整わないベジータだったが,無理矢理キスをされ,それを阻止される。
「ん…は…//…ぁ…ッんぅ//」
卑猥な音を立てながら激しく舌を絡ませ合う。
溶けるようにスーッとベジータのSS4は解け,普通の体に戻った。
解放された口からは熱い吐息が洩れ,紅潮した頬が悟空を誘う。
「やっぱりおめぇはこっちの方がいいな…」
優しく頬を撫でると腰を動かし出す。
「あっ//も…カカ…ロット…ひぁっ…//」
背中を仰け反らせ,嬌声をあげる。
「すげ…ベジータの中…締め付けてくる…くッ…」
悟空自身もギリギリの状態だった。
それから二人は互いの名前を呼びながら達した。