UnderT
□甘い時間
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甘い時間
今日は高級レストランでパーティーをすることになっていた。
バレンタインの日である今日に折角なら全員で集まろうという話になったのだ。
クリリンやヤムチャなどに加え,滅多に呼ばないターレスやバーダックもいた。
「さぁ…乾杯しましょ♪全部私のおごりよーっ!!」
ブルマがワイングラスを片手に皆をまとめる。
「「乾パーイッ!!!!!」」
それぞれ色々な話を始め,盛り上がっていた。
その中で一人,浮かない顔の男がいた。
ベジータだ。
このような場が嫌いな彼は早く家に帰りたかった。
次第に苛ついてきたベジータは立ち上がった。
「あらベジータ,どこ行くの?」
隣のブルマが話しかけるが目も見ずに冷たく言う。
「トイレだ…」
「チッ…。」
一人舌打ちをしながら壁に寄り掛かる。
バタン…
そこへバーダックがやってきた。
「よぉ…こういう場は嫌いか?ま,お前ならそうだろうな☆」
ベジータはハハッと笑いながら言う相手を睨み,トイレから出ようとする。
「おいおい,ちょっと待てよ。つれねぇな…」
肩を掴むが,バシッとはたかれる。
「触るんじゃない…俺は今苛々してるんだ…。火傷するぜ?」
ベジータが相手の顔を見る。
バーダックは上から見下しニヤッと笑ったかと思うと,個室のトイレに押し入れた。
「Σッ…!!貴様…ふざけッ!!」
両腕を抑え,壁に追い詰めると深い口づけをする。
「んッ…は…!!Σげほッ!!」
舌から逃げるのに必死だったベジータは,突然口に固形物が入ってきたのに驚き呑み込んでしまった。
「よし…飲んだな…」
バーダックは自分のバンダナを取ると両手を縛る。
「貴様…うッ…」
心臓がドクンと波打つのを感じたベジータはガクッと壁にもたれ掛かる。
「もう効いたか…」
そう言いながら下に手を這わす。
「あッ…//…ッく…この…クソッタレ…//」
「このままじゃマズイな…。汚したらバレちまう…。」
ベジータがスーツを着ているのを気遣いバーダックはチャックをおろし,自身を露にさせ口に含む。
「く…ぃ…ぁッ…//何故…このような…こと…を…ッ//」
口の動きを止め,バーダックは立ち上がりながら自身を下からなぞる。
すでにベジータのソレからは愛液が滴っていた。
「Σひぁッ…//はぁ…ぁッ…や…//」
「意味が分からんか?今日は好きな人に何かあげるんだよ…。だから俺は快楽を与えてるじゃねぇか。」
ギュッとベジータを抱きしめるとそのまま手を秘部へとおろし,挿入する。
「うわ…熱いな,お前の中…。本当に火傷しそうだぜ。ハハッ!!」
「くッ…そこは…やめ…あぁッ//」
その時ヤムチャがトイレに入ってきた。
「ベジータァ!!お前大丈夫か?トイレにずっといるみたいだけど…;ブルマに見てこいってゆわれて…;;腹でも痛いのか?」
ドキッとしたベジータは慌てて答える。
「気に…ッ…する…な…//」
ベジータの弱々しい口調にヤムチャは余計心配になった。
「本当に大丈夫か?;」
するとバーダックが指をバラバラに動かしていたのをやめると,ベジータの片足を抱えると急に自身を挿し入れる。
「んぁッ//くッ…//は…早く…行け…俺は…ッ…大丈夫だぁッ!!!//」
叫ぶベジータにヤムチャは怖がってそそくさと出ていった。
ベジータは相手を睨み付けるがバーダックはニヤニヤ笑い腰を動かす。
「よく言えたな…早く終わらせないと俺まで疑われるぜ…」
荒々しく相手を攻めると二人は果てた。
ベジータのスーツにはかからないようにバーダックは愛液を片手で受け止めた。
手を離すとベジータはその場に座りこんだ。
バーダックはベジータのバンダナをほどいてやり,手についた白濁の液を見せつけながら舐める。
「いつも通り良かったぜ…。また頼むぜ…王子様☆あ…ちなみにその薬当分消えないから気を付けろよ…ハハッ♪」
そう言い放つとトイレから出ていった。
「くそ…。Σいッ…!!」
立ち上がろうとしたが腰に強烈な痛みが走った。
―数分後…―
ベジータはどうにか席に着き,止まない鼓動の速さと体の火照りを必死に取り除こうとしていた。
長い間耐えていたが,汗が滲み出てきた。
「おい,ベジータ。お前汗出てるぞ?ちょっと外に行って涼んできたらどうだ?体調も悪そうだし…」
向かい側に座る天津飯が話しかける。
「あぁ…」
胸を強く抑えつつ,バルコニーへ向かう。
「はぁ…はぁ…//くそッ…!!」
益々激しくなる体の熱に悪戦苦闘するベジータの前に,顔は似ているがさっきより,もっとたちの悪い男が現れた。
ベジータの様子を一目見るとすぐに全てを理解したこいつは早速近付き首に触れる。