UnderT
□愛しさゆえの罰
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お前のプライドが許せねぇ…
どうしたら壊せるんだ…
欲しいからこそ辛い想いをさせちまうんだ…
許してくれ…
愛しさゆえの罰
悟空は家でのんびり悟飯と話をしていた。
…が話は次第にあっちの話になる。
「悟飯,おめぇまだ経験ねぇのか?」
あっちの話とは勿論性交のことだ。
「え…;;いえ…ある…と言えばありますね…;;」
意外な答えに悟空は相手を知りたがった。
聞かなければいいものの…
「ほんとか?誰なんだよ相手は?」
「いや…あの言わない方が…;;」
頭を掻きながら言う息子を察知したのか悟空は急に真剣な顔になる。
「確かおめぇは女ってのが苦手だったよな?相手ってのはまさか…」
嘘は通じないということを知っている悟飯は意を決したように言った。
「すみませんお父さん。ベジータさんです。」
その言葉を聞いた悟空だが,怒りはせず悟飯の頭を笑いながら撫でる。
「そうかそうか☆おめぇもあいつの誘惑に負けたかぁ?悪いのはおめぇじゃねぇから安心しろ♪」
そう言うと瞬間移動の構えをし,悟飯の目の前で消える。
消える前に悟飯にはある言葉が聞こえた。
「悪いのはあいつだ…」