UnderT
□楽しみ
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楽しみ
ベジータはナメック星で,DBをようやく見つけた。
しかし運悪くザーボンと遭遇し,圧倒的な力の差を見せつけられる。
「運のいいやつだ…DBを隠した場所を吐かせるために治療してやろう…。もっともその後のことは知らんがな…」
ザーボンは意識を失ったベジータを掴み,フリーザの所へ連れていった。
―フリーザの宇宙船にて―
コポ…コポ…
ベジータは治療装置の中に入れられ,目の前にフリーザとザーボンが立っていた。
「どうやってベジータに吐かせるおつもりですか?強情な部分がこいつにはありますから…;;」
「オホホ…ザーボンさん。私が考えていないとでも思っているのですか?」
企んだ笑みを浮かばせながらフリーザがベジータに目をやる。
ゴポッ…!!
ベジータが目を開いた。体力が回復したのだ。
目の前に気付き,二人を睨む。
ザーボンが話せるように,口のマスクを取り液体内に酸素を送る。
「何故俺を治療した…」
「分かっているだろ。さぁ早くDBの場所を教えるんだ。」
ザーボンがため息混じりに,即答する。