UnderT
□恨み
1ページ/8ページ
お前のことをずっと憎んでた…
殺してやると何度も思った…
でも…何かが違う…
この胸騒ぎ…
もしかして俺…
恨み
平和な世界が続く中,一人実験室である薬を一生懸命開発している男がいた。
昔ブルマとの恋を発展させていたヤムチャだった。
カプセルコーポレーションにいるヤムチャは,実験室をブルマに一室借りていたのだ。
カチャカチャ…
ボンッッ!!
「へへ…やっと出来たぞ♪この俺がこんなに頭使ったの久々だな;;…でも…ほんとにちゃんと出来たのかなぁ…;;ちょっと不安だけど…」
頬をポリポリかきながら,不安そうにピンク色の液体を見つめる。
…とそこへ頭に全く毛がない男が実験室に入ってきた。
ヤムチャと仲の良い天津飯だった。
「やっと出来たのか?…フン…これは楽しみだなぁ…恨みを果たす時がとうとうきたか…」
ダークな表情を見せる天津飯。
「早速今晩だ…」
「ぇ!?;大丈夫かなぁ;;誰かで実験した方が…」
「実験など必要ない。副作用があるのなら,そのまま奴に効けば好都合だ。」