UnderⅠ
□声
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愛しい…
オラをこんな狂わせるなんて…
欲しい…
聞きたい…
おめぇの声…
声
今日,カプセルコーポレーションではある男が一人でいた。
他の者達は,彼のライバルの家族と共に旅行に行ったのだ。
この男の性格上,その様なイベントに参加しようとしないのは言うまでもない。
男はトレーニングをせず,久々にゆったりと読書をしていた。
「よっ!!ベジータ何してんだ？」
瞬間移動という技で,悟空が突然ベジータの前に現れた。
「Σき,きさまっ!!!何をしている!!!;;」
「何って…遊びにきた☆」
能天気な表情でベジータに答えた。しかし,ベジータはいかにも不満そうな態度で再び問う。
「そんなことを,聞いているのではない!!;;なぜ貴様は旅行とやらに行かなかったのだと聞いているんだ!!;;」
ハッとようやく答えが違ったことに悟空は気付き,焦って言った。
「Σあ…あぁ!!そのことか!!;;いやぁ,最初はチチやブルマ達と一緒に行こうと思ってたんだ。でも,オラベジータが行かねぇって聞いてからやめたんだ。」
「……それで？だからといってなんで俺の家に来たんだ…」
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