未来の星空

□第L話
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いつもの時間に起き、洋服に着替えて支度をする。


『(おはようございます)』
「(良守、おはよう!)」
「(おはよう)」


いつもと変わらない朝の光景。


軽く朝食を済ませ、店に行く。


朝の準備は最近は良守が1人で行っていて、オーナーは見守っているだけ。


『(オーナー、終わりました。
掃除して来ます)』


オーブンを温めたりと準備し、みんなが来るまでに掃除を終わらしておく。


『(オーナー、店にこんなものが落ちていたんですけど…
ピアスかな?)』
「(ピアスだな。
私が預かっておくよ)」
『(はい)』


落とし物のピアスを渡した。


「(良守、終わったのか?)」
『(はい)』
「(早いな)」
『(父さんと掃除はよくしてたので)』


この年齢で修史のおかげで、家事に慣れている良守だった。


なので、店の掃除や皿洗いや片付けは誰よりも今は早かったりする。


当初は皿も割っていたが、今は滅多に割ることもない。
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