未来の星空

□第I話
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翌日も念の為に休んだ。


気分がよくなったので暇で仕方なかったが、のんびりと寝ることにした。


「(良守?
あっ、起こしちゃった?)」
『(大丈夫だよ。
どうしたの?)』
「(買い物に行って来るから。
よかった、熱は上がってないわね)」
『(明日には学校に行ける?)』
「(熱が出なければ、行けるわよ)」
『(よかった…)』


まだ微熱はあるが、症状は喉の痛みと少し咳がたまに出るくらいだ。


「(何か欲しいものがある?
喉乾いたら冷蔵庫にスポーツドリンクを買ってあるから飲みなさい)」
『(特にないよ。
フルーツもさっき食べたし。
行ってらっしゃい、マリアさん)』
「(ありがとう、良守。
行って来るわね)」


良守の頭をなでて、部屋から出て行く。


(こんなに寝たのは久々かも。
たまにはいいかな)


目を閉じて眠りに着く。


まだ本調子ではないので身体が睡眠を求めているのだろう。
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