未来の星空

□第F話
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純粋にフランスのことを勉強しようとしてる姿はフランスに誇りをもってるみんなが教えたくなるのかもしれない。


素直で優しくて、自然と笑顔が溢れる。


図書室では将来に合わせて教師が本を進めてくれて、やはり良守にはパティシエに関する大会や技術などの本だった。


『‥‥っふぅ〜』
「(…疲れた?)」
「(大丈夫?)」
『(な、何とか…ι)』


みんなには普通の授業も良守にはフランス語とのダブルの授業になり、集中しないとついていけなくなりそうになる。


留学する前にパティシエの技術だけではなく、勉強も頑張ると心に誓ったのだからここでめげたりしない。


辛いのは当たり前。


烏森を守っていた日々の生活に比べたら全然平気だった。


何よりも楽しくて仕方なかった。
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