未来の星空

□第@話
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今まで見回りに行っていた白尾がスゥ〜と時音の前に現れた。


「ハニー、あれではヨッシーが可哀想だぜ。ヨッシーが聞きたかったのはあんな言葉じゃない。家柄とかじゃなくてハニーの“本心”だよ。ハニーがどう想っているのか聞きたかったんだ‥‥」
『私の本心…?』
「あぁ、そうだ。
ヨッシーはずっとハニーだけを見てきたんだ。少しはヨッシーの気持ちを考えてやってもいいんじゃないか?
俺はヨッシーになら、ハニーを任せても安心だと思ってるからな。あとはハニーの気持ち次第」
『私の気持ち‥‥』


まだ恋なんてしたことがなかった時音には分からないかもしれない。



初恋は実らず、心に傷を負った…。


長年想い続けていただけに悲しくて辛くて、たまらなかった‥‥。
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