未来の星空

□第H話
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墨村家を出て、黒須先生とクラスメイト達はそれぞれ思う。


(確かに楽しむことは大切だな。
生き生きしていたし、夢に向かって一歩ずつ進んでいるのか。
俺も生徒に恥じないようにこれからも頑張らないとな)


夢に向かっている良守に刺激を受ける。


「夢か‥‥」
「頑張ってたね、墨村」
「あぁ、そうだな」
「友達とのコミュニケーションも上手に取ってるみたいだし」


羨ましくもあり、これからも応援したいと思った。


「墨村が帰って来たら歓迎会しような!」
「それ、いいな」
「…まだ先じゃん」
「別にいいだろ。
クラスが別々になっても集まろうぜ!!」
「そうだな」


生徒達の様子に黒須先生は目を細め、嬉しそうに笑う。


「黒須先生もだよ!
約束だから!!」
「俺もか?」
「担任なんだから」
「あぁ、分かった。
約束だ」


黒須先生は生徒達の気持ちが嬉しかった。
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