未来の星空

□第D話
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良守は目を覚まし、目覚まし時計が鳴る前に起きてしまった。


静かに起き出し、ベットのシーツなど直すと素早く着替えて洗面所に向かった。


顔を洗い、髪も整えて全身確認してリビングに向かう。


『(おはようございます)』
「(あら、良守?
まだ寝ててもよかったのよ)」
『(目が覚めちゃったんで)』
「(そう。昨日は寝れた?)」
『(はい、寝れました。手伝います)』
「(いいの?
じゃ、頼もうかしら。手を洗って人参を剥いてくれる?)」
『(はい。包丁で剥くんですか?)』
「(これで剥いて)」
『(分かりました)』


朝食作りを良守は手伝う。


「(あら、上手ね)」
『(父さんの手伝いしてたから…)』
「(親孝行な息子なのね)」
『(そんなことないですよ〜)』


封印してから時間が出来て良守は修史の家事を自ら手伝っていたのだ。


一緒に食事を作っていると、それに利守も加わったりして楽しく作っていた。
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