聖なる書物
□I was loving you...and forever
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「初めまして。ラビっす」
「カンダユウっていうの？俺と一緒に任務だってさ。初めてなんでヨロシク」
「――お前、すぐ死ぬぜ」
「はぃ？ι」
「顔に締まりがねぇ。」
「なんさそれι」
「―そんな事はどうでもいい。…俺は、任務遂行の為ならお前を見殺しにする」
「……ぇ…？」
「それが嫌なら着いてくんな。邪魔なだけだ」
そんな事言っても、君は俺の事守ってくれたよね。
「ﾊｯ……ﾊｯ……この…馬鹿兎が…っ…!!」
「…ﾊｧ…ﾊｧ……ゴメンさぁ〜…」
「ﾁｯ…帰るぞ!!俺は早く次の任務に行きたいんだ!!」
「……何でユウはそんなに任務ばっかり行くんさ？」
あんときのユウの顔は怖かったさぁ〜。
目ぇ見開いて「名前で呼ぶんじゃねえ!!」だもん。
でも、すぐに真剣な表情になって…
「……『あの人』を見つける為だ。『あの人』を見つけるまで死ぬ訳にはいかねぇ。」
って。
正直、俺は『あの人』は誰だか知らないけど…。
ユウが大切に想っている人だってことは、分かった。
ちょっと、ショックだったな。
なんでショック受けたか、最初は分からなかった。
でもいつからか、これが『恋』だって分かった。
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