☆Long way☆
□◇虹の橋◆運命◇
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「私‥理由が知りたい。どうしていきなりそんなこと‥」
今にも泣き出しそうな表情をする夏騎。
うつ向いているため、そんな表情をしていることなど闘矢にはわからない。
「別にいきなりじゃない。ずっと前からこの機会を待ってたんだ」
語るように話し始めた闘矢。
「短刀直入に言おう。君は普通の人間じゃない。」
闘矢の眼は真っ直ぐと夏騎を捕えている
その顔には、先程までの微笑みはなかった
しかし、夏騎と闘矢の視線は交わらない
夏騎はうつ向き、膝の上で握った拳を見つめ、歯をくいしばっていた。
闘矢から言われた言葉を噛み締めるように‥‥
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