〜短編〜
□きみはペット
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その1
諸:姜維、食事の用意ができたようです。ごはんにしましょう。
姜:はい丞相!
諸:では、そこに掛けてください。
姜:はい!
諸:いただく前に…姜維、手を出してください。
姜:?はい。
諸:私の手の平の上にあなたの手を置いてください。
姜:こうですか?
諸:えぇ。次は反対の手を同じように私の手の上に…。
姜:はい…。あの、これは一体…?
諸:よくできましたね、姜維。さぁ、いただきましょう。
姜:???
月英:孔明さま…今のはもしかして…。
諸:私、昔から犬を飼いたかったんです。
月:………私もやらせたいです、おすわり・お手・おかわり…。
諸:フフフ…。
犬…忠実な僕(しもべ)。
姜維ってそんなイメージ。